ＡＡＬＡ

ＡＡＬＡとはアジア、アフリカ、ラテンアメリカの略称で、西側方ではアフリカ、ラテンアメリカ、アジアの順で呼ばれることもあります。日本ではアーラＡＡＬＡが一般的略称として用いられることが多くなっていました。
第三世界は第二次世界大戦後、根本的に変化した世界政治と経済の中で、後進諸国に対して便宜的に用いられる言葉で、アメリカを先頭に西欧、日本、オーストラリアなど２０力国ほどの発達した資本主義国家、つまり西側の世界を第一世界、ソ連を先頭に中国、北朝鮮、ベトナム、キューバなど１３の社会主義国家、つまり東側の世界を第二世界と呼んでいました。この東西２つの世界に対して、資本主義世界にありながらも、西側の世界に客観的に対立して、完全な政冶的、経済的独立を目指して進んでいるアジア、アフリカ、ラテンアメリカの１００以上の後進諸国を第三世界と言います。