南北朝鮮平和協定

北朝鮮の金日成首相が、1972年1月10日の日本人記者との会見で明らかにした朝鮮統一案が南北朝鮮平和協定で、北朝鮮側は従来から一貫して南北朝鮮の平和的統一を提案してた。しかし南朝鮮側は北の侵略を口実に無視ないし拒否してきた。金日成首相の新提案は米中接近という新しい国際情勢の中で出されたもので、四段階からなっていました。まず現状で南北が平和協定を結び、相互に攻撃しないことを宣言し、次に南朝鮮からアメリカ軍が撤退し、景後に双方が軍縮を行っていく。この協定が結ばれれば南北朝鮮の平和統一への展望は極めて大きくなるものと見られます。その後、5月から6月にかけて、双方の首脳級の人物が、ソウル、平壌の両首都を相互に訪間し統一間題を協議、合意に達した自主的平和統一の促進などを含む7項目を1972年7月に発表しました。

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