キューバ革命

1959年1月1日、フィデル・カストロらに指導された7月26日運動、5月13日革命幹部団、人民社会党、キューバ労働総同盟などの武装政治勢力がバチスタ独裁政権を打倒した革命がキューバ革命です。この革命は、反帝国主義、反封建主義という民族民主革命の性格をもっていましたが、労働者階級に指導権が急速に移ったところから、61年以降社会主義革命に転化し、キューバは中南米最初の社会主義国となり、アメリカはしばしばカストロ政権打倒を図りましたが、失敗しています。キューバ革命はラテンアメリカの導きの星として各国の革命運動に大きな影響を与えました。
7月26日運動とはカストロらを指導者としたキューバの革命組織のことで、1956年メキシコで結成され、名称は53年7月26日、カストロらがサンチャゴ・デ・キューバのモンカダ兵営を襲撃して武装蜂起した事件に由来します。農民、労働者、学生などが中核になっています。56年12月オリエンテ州に上陸し、式装闘争を開始して以来、革命の中心勢力として、キューバ革命を勝利に導きました。64年人民社会党、3月13日革命幹都団と統合キューバ共産党となりました。

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